熊本県立玉名高校 同窓会会長の徒然日記

頼まれごとは試されごと^ ^

大谷翔平“最速165km”より注目したいストレートの超進化 1つは回転数、もう1つはヒジ手術後の変化‼️

(この記事は以前の書きかけの記事があったので、改めて見直して投稿しました)

 

玉高同窓生のみなさん、また、たまたま訪れている皆さん今の閉塞したコロナ禍の社会、いかがおすごしですか。

こんな夢も希望も見いだしにくい世の中で、ひとつだけ明るい光を

 

5/19(水) 17:05配信

 藤川や上原のストレートのように
「火の玉」と形容された元阪神藤川球児のストレートに代表されるように、バックスピンに近い回転軸のストレートは、回転数が多いほど打者はホップしていると感じる。  日米で活躍した上原浩治もストレートの回転数が多かった。レッドソックスでプレーした2016年の平均回転数は約2400回転。当時は41歳で球速の平均は141キロほどだったが、打者が振り遅れていた。  

 森本氏は「ストレートはホップ成分が強く、打者は伸びているように見える。回転数が多いストレートを高め、スプリットを低めと徹底した制球力が上原選手の特徴」と説く。投球の大半がストレートとスプリットの2種類だった上原にとって、スピンの利いたストレートは生命線だった。
シュート成分減少で得られるメリットって?
 大谷のストレートが進化している2つ目のポイントがシュート成分の減少だ。2018年、大谷のストレートは平均16センチほどシュートし、右打者の内角へ変化していた。一方、今シーズンの平均は10.7センチ。さらに、7回1失点と好投した前回登板の11日(日本時間12日)アストロズ戦では、わずか6センチだった。  横変化の違いは大きな効果を生む。大谷の持ち球はスプリット、スライダー、カーブと、右打者の内寄りに変化する球種はない。シュート回転が大きければ、それだけストレートだということが打者に分かりやすくなる。  大谷が武器とするスプリットは横変化が少なく、真っすぐ縦に落ちるのが特徴。ストレートとスプリット、いずれもシュート回転が少ないため、打者は直前までどちらの球種か判断ができなくなる。  森本氏は「6センチの横変化は打者からしたら、真っスラに感じるくらい。横変化の少ないストレートは落ちるボールと組み合わせると相性がいい。スプリットと相乗効果があるストレートの球質になっている」と話す。


肘の手術の影響があったと推察するワケ
 なぜ、ここまで劇的にストレートの横変化が減ったのか。  森本氏は「肘の手術の影響」と推察している。   大谷は2018年10月に右肘の手術を受けている。投手の完全復活を期す今シーズンの投球フォームについて「これまでボールをリリースするとき、手のひらの向きはキャッチャー方向だったが、今はやや一塁方向になっている。(プロレスや空手の)チョップするような動き。肘を傷めないようにする投球フォームが、ストレートのシュート回転を少なくしている可能性があるとみている」と分析した。

 

 被打率や投球結果は、ストレートの質が上がっていることを証明している。2018年に.377だったストレートの被打率が、今シーズンは.229に改善。投球結果もファウルの比率が増え、フライの比率が減っている。
「ストライク率が改善されたら手を付けられない」


 森本氏は唯一ともいえる課題にストライク率を挙げる。 「ストライクカウントが増えるほど、バッターがスイングするゾーンが広がっているのがデータで顕著に出ている。スプリットのように落ちる変化球を武器にしている投手は、いかにストレートや他のボールでカウントを整えて投手有利にできるかが重要になる。大谷選手はストライク率が改善されたら、手が付けられない投手になる」  球速はメジャー1年目と変わらなくても、回転が大きく変わっている大谷のストレート。「メジャーで最も打たれない」とも言われる高速スプリットを支える剛速球は、進化を続けている。 <スプリット編も関連記事からご覧になれます>

 

以上