昨晩、安倍晋三首相の今回の新型コロナウイルスに対する対策の説明のテレビ放送を見ました。
なんかパフォーマンスのための言い訳会見かなとしか見受けられませんでした。
下記のシンガポール首相のこのウイルスに対応するスピーチは、あの狭い国家の少ない国民を守るための必死さが伝わり、シンパシーを感じます。
予算投入額も段違いのようですね。
先月台湾旅行に行って参りましたが、
今年1月劇的な逆転劇で勝利した蔡 英文(ツァイ・インウェン、さい えいぶん)総統以下、閣僚の不眠不休の『神対応』とも称賛されるコロナ対策は、
日本政府と段違い。
日本円で2,200億円を上限とした予算を早速国会で通したとも伝えられています。
香港の若者のデモの影響を受けた台湾の若者がこの1月の投票場に殺到して、
劇的な逆転勝利を生んだこの国の判断は早速素晴らしい対応をしている。
台湾政府は1月中に早くも中国を全てシャットアウトしました。
安倍総理は最近誰かが比喩していましたけど『ただの箱はこ』の人と思います。
大きい小さいと評価される『器うつわ』
とは大違いで、周りの幾つもの圧力に忖度して、時に応じて言葉を入れたり出したり、色を変えたり、どうにでも都合よく、世論をかわし続ける。
そんなただの箱。
「3ヶ月もすれば、また問題をすり替えながら適当に受け応えしてれば、国民はそのうち忘却してしまうだろう」
とか思っているとしか思えません。
私が思うに東京オリンピックまで生き延びて、華々しくかっこよく終わりたいのでしょう。
そこまで行けば、国民はどうなっていても、
「まいいかな。」
の世界観か??
あ、かくいう私も
「ジャマイカ」精神だった(^^;)
シンガポールは水も、自然も、国土も少ない中金融市場に特化して、成長を続けて今の地位を築いています。
台湾も素晴らしいバランス感覚で中国からの圧力に負けず生き延びています。
また親日だし、夜市でも安心安全で、生牡蠣の卵焼きも最高^_^
最近米国が中国の意思を無視して、台湾に急接近しています。
つまり今地球上ではパラダイムシフトが起きているわけです。
あの米国が中国から台湾に乗り替えてアジアと東南アジアに関わる政策に変わったことひとつとっても、確実にチェンジしました。
スウェーデンのたった1人の中学生グレタトゥーンベリさんの、たった1つの看板
『気候のための学校ストライキ』
から始まり、今や気候変動、地球温暖化対策のために世界中の人がうねり出し始めました。
私に言わせれば、地球上の若きジェダイが1人出てきました。
日本だけが全てのバランスが取れなくて、迂遠思想の人がトップにいる限りダメでしょう。
欧米主要国は国家予算を倍にすることで、GDP1.9倍にしています。
日本も今すぐ、ウイルス対策というより景気のための財政出動が必要です。
国債を発行すればいいだけですから。
安倍晋三首相が、すぐにでも財務省に逆らい緊縮財政の縛りを脱して、倍の国家予算にして、GDP倍増を目指すと言い出せば、私は評価を覆します^_^
だって、財務省の人事は日本政府が握っているのだし、国債がどんなに増えても、日銀も日本政府の子会社だから、
決して破綻はあり得ないわけですから。
怖いものはないはずなんだけどな〜⁉️
シンガポールのウイルス対応
https://note.com/kanikana/n/n49894138904d
台湾政府の神対応
https://dot.asahi.com/amp/dot/2020022800078.html